ここでは、ブログ(サイト)記事タイトルの効果的なつけ方6つについて紹介する。
とその前に「ブログ(サイト)記事タイトル」について、まずは詳しく紹介する。
目次です。
ブログ(サイト)記事タイトルとは
ブログ(サイト)記事タイトルとは何ぞ!
ブログ(サイト)記事タイトルとは、「h1の大見出し」+「キャッチコピー」の役割を担っている。
ちなみに、「h1の大見出し」は、Wordpressのテーマによっては自動で挿入されない場合もあるかもしれないから注意しよう。
タイトルタグ
あと記事タイトルは「タイトルタグ」とも呼ばれ、HTMLで<title>と<title>の間のことをそう呼ぶ。
Googleなどの検索エンジンでは、基本的にはこの「タイトルタグ」を最も重要視すると言われている。
なので、このタイトルタグ部分に狙ったキーワードを含めることが、検索エンジンで自分の記事を上位表示させるポイントになるのである。
しつこいようだが、タイトルタグには必ず狙ったキーワードを含めることが大事なのだ。
ブログ(サイト)記事タイトルの効果的なつけ方
では、ブログ(サイト)記事タイトルの効果的なつけ方について紹介する。
タイトルにはキーワードを含ませる
まず記事タイトルに含ませるキーワードは、2~3つまでを目安にタイトルタグに含ませるのが最も効果的である。
キーワードの詰め込み過ぎは、Googleの判断を狂わせ、「何をメインにすればいいのかわからない」といった状態にGoogleをさせてしまうので、してはいけない。
できるならタイトルを28文字以内に抑えつつ、狙っているキーワードを数個(2~3)含ませるくらいが、SEO的にもちょうどいいのである。
ちなみにタイトルタグは、左側(文頭)にあるキーワードほど、SEO効果が高くなるので、なるべくタイトルタグの先頭は「ビッグワード」にして、次に「ミディアムワード」「スモールワード」の順番になるようにすることが大事である。
ただし、タイトルがどうしても読みにくいとか、「なんか強引」っと感じるときには、
自然なタイトルとなるように順番を入れ替えた方が無難である。
例えば、
「漫画 おすすめ 完結」のキーワードでSEO対策したい場合には、
「全20巻以内で完結するおすすめの漫画」
といったようにつけると、自然な文章にすることができるのである。
あと、【】を使ったりするのもおすすめである。
「【おすすめ】完結済みの面白い漫画」
文字数を意識する
ブログやサイトのタイトルでは、文字数も大事なポイントである。
以前は「32文字以内でタイトルは作成しよう」などとも言われていたのだが、最近は「28文字以内」で書くことが勧められている。
ユーザーが興味を引くキャッチコピーを入れてクリック率をアップさせる
ユーザー層を意識して、少しでも興味がありそうなタイトルにすることはとても大事。
なぜなら、Googleはクリック数をみているのではなく、クリック率(CTR)を見ているからである。
例えば、
「このページは、合計で100回クリックされているから良いタイトルだ!」
ということではなくて、
極論を言えば「このページは、100回表示されて100回クリックされている」というのが、Googleの評価を上げるのである。
なので、クリック率がアップするということは、それだけ検索順位が上昇することでもあるのだ。
であるからして、クリック率の低いサイトは検索順位を落とされやすいので注意しよう。
で、クリック率(CTR)を上げるには、ユーザーが興味を引くキャッチコピーをタイトルに含ませる必要がある。
ちなみに、キャッチコピーとは「読者の興味を引く文章のこと」である。
タイトルには数字を含ませる
では実際に、そうしたユーザーの興味を引く「魅力的なタイトル」をつけるにはどうすればいいのか。
一般的に言われているのは、「タイトルに数字を含ませると良い」ということはよく知られている。
私も実際、よくタイトルには数字を入れている。
例えば、
「ブログ(サイト)記事タイトルの効果的なつけ方」
「ブログ(サイト)記事タイトルの効果的なつけ方6つ」
の二つのタイトルがあったとしたら、どちらをクリックするだろうか。
他にもわかりやすい例がある。
例えば、「漫画 おすすめ」と検索したとする。
そうしたら、
「漫画おすすめ」
「【2017年版】漫画おすすめベスト100!」
これら二つの記事タイトルの「どちらを選ぶだろうか?」ということである。
普通のユーザーなら、たぶん下のタイトルを選択するのではなかろうか。
実例
で、「タイトルにどうやって数字を含ませればいいのかわからん!!」という場合には、下記のように記事タイトルをつけるといいやもしれない。
○○○5つ
○○○まとめ5選!
○○○5つのステップ
○○○5つのポイント
○○○5つの法則
○○ベスト5
たった5分で~
【2017年版】
~3ヵ月で
~5㎏も
~30代
こういった「数字」を記事タイトルに含ませることで、クリック率のアップに繋がるので、「なんか味っ気のないタイトルだ」と感じたときには数字を入れてみよう。
キャッチコピー
その他にも記事タイトルには、
「最新版」
「速報!」
「保存版」
「話題の」
「大ヒット」
などの言葉を散りばめると、クリック率が上がりやすくなる。
あと、キャッチコピーが浮かばないときには、ライバルサイトのタイトルを見たりしてみると「ふと」浮かぶことがある(真似はしていない、参考にしただけである)。
またネット上では、「無料のキャッチコピー作成ソフト」なるものも存在するので、どうしてもキャッチコピーが浮かばない場合には、こういうのを利用してみるといいかもしれない。
記事タイトルには、検索されやすい言葉を含ませる
ブログやサイトの記事タイトルは、大事な流入元であることからタイトルにキーワードを含めることは基本である。
しかし、たまには「○○○を買ったよーー」的な少し力を抜いた記事を書くことがある。
いわゆる「レビュー記事」である。
ただ、こういった記事も単に「スマホ買ったよーー」とするのではなく、
例えば、
「ソニーのXperia XZを買ったよーー」とする方が検索エンジンで上位表示される可能性が高く、ユーザーにより詳しい情報を伝えることができるのである。
なので、「商品の型番」「固有名詞」等をタイトルに入れることは大事なのだ。
通常入れるような言葉ではなく、マニアしか知らないようなニッチな言葉を入れるのも良い方法である。
記事タイトルと内容は一致させる
記事タイトルに力を入れるあまり、記事の内容をおろそかにしてはいけない。
そうなると記事タイトルが、いわゆる「釣りタイトル」となってしまうからだ。
最近では、こうした釣りタイトルがネット上で蔓延していることから、ユーザーは「また釣りかよぉー」と思ってしまうのである。
ユーザーが興味を引くタイトルにして、クリック率を上げる事は良いことだが、
記事を読んでみて、タイトルと記事の内容が合致していなければ、ユーザーは「この記事はつまらない」とか「なんか思っていたのと違う」と感じてしまい、すぐにサイトから離脱してしまうのである。
これはSEO的にみてもかなり重要。
なぜならGoogleはサイトの滞在時間(直帰率)も見ているからで、そうなると、いくらタイトルが魅力的でクリック率が高くとも検索順位は上昇せず、逆に下がる一方なのである。
であるからして、ブログやサイトの記事タイトルと記事の内容は一致させることが大事なのである。
「タイトルタグ」と「メタディスクリプション」の関係を意識する
また「タイトルタグ」が検索エンジン上に表示されるときには、「タイトルタグ」と「メタディスクリプション」が同時に表示されるようになっている。
なので、「タイトルタグ」と同様に「メタディスクリプション」もかなり重要な部分になる。
実際には、検索エンジンで上でこのように表示される(下記)。
メタディスクリプション
「メタディスクリプション」とは、記事の説明文になる。
ただし、「メタディスクリプション」は「タイトルタグ」と違い、ほとんど検索順位には影響がないと言われている。
なので、実際にはそこまでシビアにならなくても良いのである。
だがしかしもし仮に、この文章にめちゃくちゃなことが書かれていたとしたら、どうなるだろうか。
もちろんだが、クリック率は低下することになる。
「面白い!」と思ってクリックしてくれるのは、ほんの一握りだろうか。
であるからして、この「メタディスクリプション」にも一応は気をつけないといけないのである。
適当なことを書いていると、クリック率(CTR)が低下するやもしれない。
要するに、記事を読みたくなるようなことを書いておくのがいいわけである。
で、「メタディスクリプション」は、SEOテンプレートを使用している場合には、簡単に内容を書き換えることができる(カエテンWPの場合)。
それ以外の方は、記事の本文頭から自動的に設定されるので、タイトルに沿うリード文を書いておくのがコツである。
*メタディスクリプションは、HTMLだとこのように記載される(下記)。
*タイトルタグは、HTMLだとこのように記載される(下記)。
ちなみに、記事ページの「HTML」をみたいときには、ページ上で右クリックし、「ページのソースを表示」で確認が行える。
以上で、ブログ(サイト)記事タイトルの効果的なつけ方6つの解説は終了する。