ここでは、ブログの人気記事を表示する「WordPress Popular Posts」の設定方法と使い方について紹介する。

 

WordPress Popular Postsとは

 

WordPress Popular Postsとは、

ブログのサイドバーに人気記事を表示する際に、おすすめのプラグインである。

 

WordPressで人気記事を表示する際には、「WordPress Popular Posts」と言われるほど、最もポピュラーなプラグインである。

特徴としては、難しそうなカスタマイズもこのプラグインでは簡単に行えるところである。

ようするに、カスタマイズして自分独自の人気ランキングが作れるのだ。

 

WordPress Popular Postsの設定方法

 

プラグインの設置

 

WordPressに「WordPress Popular Posts」をインストールするには、まず管理画面(ダッシュボード)から「プラグイン」、「新規追加」画面へと進む。

 

 

新規追加に進むと、画面が「プラグインを追加」画面に変わる。

で、画面の右上にある検索欄に「WordPress Popular Posts」と入力する。

すると、画面に「WordPress Popular Posts」のプラグインが表示されるので、「今すぐインストール」のボタンをクリックする。

 

 

プラグインのインストール後は、「有効化」ボタンをクリックする。

これで、プラグインの設置は完了である。

 

設定方法

 

次は、「WordPress Popular Posts」の基本的な設定を行う。

管理画面(ダッシュボード)から、「設定」、「WordPress Popular Posts」に移動しよう。

 

 

ここでは、「WordPress Popular Posts」の基本的な設定が行える。

まずは、画面上部にある「Tools」をクリックする。

 

Thumbnails(サムネイル)

 

「Tools」をクリックすると、画面には「Thumbnails(サムネイル)」が表示される。

 

ここでは、サムネイル画像の設定が行える。

だがしかし、サムネイルの設定は少し難易度が高いようなので、ここはデフォルトの設定のままでいいのである。

たぶんデフォルトだと、「アイキャッチ画像」に設定されているはず。

 

◆Default thumbnail:(デフォルトサムネイル)

▪デフォルトの設定のままでいい

 

◆Pick image from:(画像を選択)

・Featured image(アイキャッチ画像)

・First image on post(記事に最初に表示される画像)

・Custom field(カスタム・フィールド)

私は、Featured image(アイキャッチ画像)を選択した。

 

◆Responsive support:(レスポンシブル・サポート)

▪デフォルトの設定のままでいい

 

Data(データ)

 

ここでは、サイトに訪れるユーザーのアクセスデータの設定が行える。

ここも基本的には、デフォルト設定のままでいいのだが、Log views from:(ビューのログ)は、変更した方がいいやもしれない。

じゃないとブログ記事のアクセス数を、自分のアクセスで増やしてしまうからである。

私は、Visitors only(訪問者のみ)にしている。

 

で、項目を変更した場合には、「Apply(適用)」ボタンをクリックして設定を反映させるようにしよう。

 

 

◆Log views from:(ビューのログ)

・Visitors only(訪問者のみ)

・Logged-in users only(ログインしたユーザーのみ)

・Everyone(みんな)

私は、Visitors only(訪問者のみ)を選択した。

 

◆Log limit:(ログの制限)

▪デフォルトの設定のままでいい

 

◆Ajaxify widget:(Ajaxifyウィジェット)

▪デフォルトの設定のままでいい

 

◆WPP Cache Expiry Policy:(WPPキャッシュ有効期限ポリシー)

▪デフォルトの設定のままでいい

 

◆Data Sampling:(データサンプリング)

▪デフォルトの設定のままでいい

 

 

めがね

*追記2018/04:WordPress Popular Postsは、仕様変更によりサイト(ブログ)が重くなることが多いようです。その場合には、エックスサーバーが推薦する設定方法がありますのでそちらを試してみてください。

 

WordPress Popular Postsが重いようなので、エックスサーバーが推薦する改善方法を試してみた

 

Miscellaneous(雑)

 

ここでは、人気記事のランキング項目をクリックしたときのリンク先の設定が行える。

ここも、デフォルトの設定のままでいいのである。

 

◆Open links in:(オープンリンク)

・Current window(現在のウィンドウ)

・New tab/window(新しいタブ/ウィンドウ)

 

◆Use plugin's stylesheet:(プラグインのスタイルシートを使用する)

▪デフォルトの設定のままでいい

 

リセット機能

 

ここでは、「WordPress Popular Posts」のアクセスデータのリセットが行える。

使用することはあまりない。

 

◆Empty cache(空のキャッシュ)

*累積データまでは消去されない。

 

◆Clear all data(すべてのデータを消去する)

*累積データを含むすべてのデータが消える。

 

サイドバーに人気記事を表示させる方法

 

「WordPress Popular Posts」の設定が終わったら、次はサイドバーに人気記事を表示させる方法を紹介する。

 

サイドバーに人気記事を表示させるには、管理画面(ダッシュボード)から「外観」、「ウィジェット」に進もう。

 

 

ウィジェットに進んだら、「WordPress Popular Posts」をサイドバーの好きな場所に「ドラッグ&ドロップ」する。

 

 

「ドラッグ&ドロップ」が完了すると、サイドバーに「WordPress Popular Posts」の項目が追加される。

あとは、「WordPress Popular Posts」をクリックして細かい設定を行うのである。

 

詳細設定

 

 

◆Title:(記事のタイトル)

・「人気記事」

・「よく読まれている記事」

・「受けが良い記事」

など、好きなように入力しよう。

 

◆Show up to:(記事の最大表示数)

基本的にはデフォルト設定で問題ない(10)。

 

◆Sort posts by:(投稿の並べ替え)

・Comments(コメント数)

・Total views(合計視聴回数)

・Avg. daily views(一日の平均数)

ここでは、人気記事の順番を決める。

私は、Total views(合計視聴回数)を選択した。

 

 

◆Time Range:(時間範囲)

・Last 24 hours (過去24時間)
・Last 7 days (過去7日間)
・Last 30 days (過去30日間)
・All-time (常時・累積)

人気記事のランキングの集計期間になる。

好きなものを選ぼう。

 

*Display only posts published within the selected Time Range(選択した期間内に公開された投稿のみを表示する)

この項目は、普通はチェックを入れない。

 

◆Post type(s):(投稿タイプ)

・post,page

人気記事に表示する投稿タイプを選択できる。

基本的には、「post,page」と入力すれば良い(投稿ページと固定ページが表示される)。

 

◆Post(s) ID(s) to exclude:(除外する投稿ID)

・1735,74,44

この項目では「ID」を指定して、指定した投稿ページを人気記事に表示させないように設定することができる。

 

 

ちなみに、「ID」は管理画面(ダッシュボード)から「投稿」、「投稿一覧」ページで確認ができる。

記事タイトル欄の右端に、ID(1735)と記載されているのがそうである。

 

あと、投稿記事のタイトルにカーソルを合わせると画面下の方に、「http:~~post.php?post=1735&action=edit」

と表示されるので、ここでも「ID」の確認が行える(post=1735の部分がIDになる)。

それと、カテゴリページなどの「ID」の確認の際も、同様の方法で確認が行える。

 

◆Category(ies) ID(s):【カテゴリ(ies)ID】

この項目では、表示させたいカテゴリーページの設定が行える。

 

◆Author(s) ID(s):(著者ID)

この項目では、人気記事を表示させる投稿者の設定が行える。

 

 

◆Posts settings(投稿の設定)

・Shorten title(タイトルを短くする)
・Display post excerpt(ポスト抜粋を表示する)
・Display post thumbnail(投稿サムネイルを表示する)

ここでは、投稿の設定が行える。

画像を表示させたい場合には、Display post thumbnail(投稿サムネイルを表示する)を選択して、

Use predefined size(定義済みのサイズを使用する)を選択し、画像サイズを指定(100×100)すれば画像を表示できる。

ちなみに、手動で画像サイズを指定したい場合には、「Set size manually」を選択して、「px」のWidth(幅)とHeight(高さ)を指定する。

 

 

◆Stats Tag settings(統計タグの設定)

・Display comment count(コメント数を表示する)
・Display views(ビューを表示する)
・Display author(ディスプレイの著者)
・Display date(表示日付 )
・Display category(表示カテゴリ)

ここでは、記事タイトルの横に表示するタグの設定が行える。

私は、Display views(ビューを表示する)にチェックを入れた。

 

◆HTML Markup settings(HTMLマークアップ設定)

・Use custom HTML Markup(カスタムHTMLマークアップを使用する)

これにチェックを入れると「CSS設定」などが行える。

 

入力が終わったら、「保存」ボタンを押して完了である。

あとは、ブログやサイトに無事に人気記事が表示されているか確認してみよう。

 

人気記事が表示されとらん。

 

ちなみにアクセスがない場合には、「Sorry.NO data so far.」と表示され、記事も表示されないのである。

 

人気記事が表示されとる。

 

アクセスが増えてくると上記のように、表示される。

あと、サムネイルで「アイキャッチ画像」を選んでいる場合には、アイキャッチ画像を設定していると画像が表示される。

投稿ページor固定ページで「アイキャッチ画像」を設定していない場合には、「NO Thumbnail」と表示されるので、なるべく「アイキャッチ画像」は設定しておこう。

 

以上で、ブログの人気記事を表示する「WordPress Popular Posts」の設定方法と使い方についての解説は終了する。

 

 

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