ここでは、Googleアドセンスの利用規約(ルール、ポリシー)の違反事項の一覧と対策方法について紹介する。

 

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Googleアドセンスの利用規約

 

そもそもGoogleアドセンスが掲げる利用規約、ルール、ポリシーとは何ぞ!

 

まず利用規約とは、ルールでありポリシーでもある。

利用規約とは、普通に考えると「Google社」の思想、方針、哲学、基本理念である。

そして、Googleはコンテンツ(サイトやブログ)が違法であると判断すれば、

Googleはそのルールを犯したサイト(ブログ)のコンテンツを削除したり、検索エンジンに表示させないようにすることができるのである。

なので、Googleを敵に回す行為を行ってはいけない、危険分子になってはいけないのである。

 

Googleアドセンスの利用規約に違反するとどうなる

 

Googleアドセンスの利用規約に違反した場合には、サイト(ブログ)の管理者は、Googleから制裁を受けることになる。

内容としては、「アドセンス広告の配信停止」や「アカウントの剥奪」という制裁を課せられる。

つまり利用規約に違反すると、一生アドセンス広告をサイト(ブログ)に掲載することができなくなってしまう、ということもありえるのである。

 

Googleアドセンスの利用規約(ルール、ポリシー)の違反事項の一覧

 

では、アドセンス広告の利用規約とは、どのようなものなのか。

Googleアドセンスの利用規約は、大きく分けると3つである。

 

①クリック系

②アドセンス広告系

③コンテンツ系

基本的には、これら3つの規約を抑えておけば、「ルール違反」となることはないのである。

 

①クリック系

 

クリック系の規約には、

 

◆「自己クリック、相互クリック」
◆「クリック誘導」

などがある。

 

自己クリック、相互クリック

 

▪自己クリック

自己クリックとは、自分でサイト(ブログ)の広告をクリックする行為である。

「一回だけだから・・・」とか「テストしたいから・・・」というのも全部NGである。

 

▪相互クリック

相互クリックとは、お友達や家族、あるいは業者に頼んで広告をクリックしてもらう行為になる。

相互クリックは、ばれないだろうと思っていても、必ずばれるのでやってはいけない。

これらは全て禁止されている行為である。

 

クリック誘導

クリック誘導とは、「クリックよろしくね!」的なことを書いて、アドセンス広告への誘導を行う行為である。

 

②アドセンス広告系

 

アドセンス広告系の規約には、

 

◆「アドセンス広告の数」
◆「広告の表記」
◆「アドセンスコードの改変」
◆「アドセンス広告の掲載位置」

などがある。

 

アドセンス広告の数

アドセンス広告の数は通常「3つまでしか、サイトやブログのページには貼れないよ」というルールが定められていた。

だがしかし、最近ではこの3つという具体的な数字が撤廃し、また新たなルールができた。

それによると、運営者のコンテンツが広告よりも少ない場合、NGとなるようだ。

つまり、文字数やその他もろもろのコンテンツが不足しているサイト(ブログ)には、「アドセンス広告をたくさん貼ってはいけないよ」ということらしい。

心配な人は、今まで通り3つの広告数を上限にした方がいい、と思う。

 

広告の表記

 

広告の表記とは、アドセンス広告の上につける文字のことである。

これは、「広告」or「スポンサーリンク」のどちらかしか認められていない。

 

また、アドセンスでは広告を貼る際に余白をあけるようにする、というルールもある。

なので、「広告」or「スポンサーリンク」のどちらかを表記するだけで、余白を確保できるというメリットもある。

さらに、広告表記をすることで、紛らわしいデザインになることを防ぐ効果もあるので広告の表記はしておいた方がいい。

 

アドセンスコードの改変

アドセンスコードの改変とは、つまり「コードをいじってはいけない」という意味である。

ちなみに、レスポンシブ広告のカスタマイズなどについては、Googleアドセンス側が勧めているのでこれらは例外である。

 

アドセンス広告の掲載位置

 

▪スマホのファーストビュー

 

スマホのファーストビューにおいては、アドセンス広告で画面を占領してはいけない。

特に「レクタングル(大)」や「レクタングル」を使用している場合には、要注意である。

 

▪スマホ画面に2つの広告

 

スマホ表示の際に、画面上に二つのアドセンス広告が表示されるのはNG。

 

▪被り

 

アドセンス広告が表示される際に、他のコンテンツに被ってはいけない。

 

▪余白なし

 

アドセンス広告は、他のコンテンツとの間に余白を設けなければならない。

 

▪追尾機能の使用(スクロール広告)

アドセンス広告では、追尾機能(ついてくる広告のこと)を利用して広告を表示させることはできない。

なので、「STINGER」で追尾機能(スクロール広告)を使用する際には、アドセンス広告を貼らないように注意である。

 

▪ポップアップ広告

 

ポップアップとは、画面上に突然出てくる、うっとうしい広告のことである。

これらは、SEO的にもよろしくないばかりか、そういった特殊な手法を用いるコードの改変は不正行為となり、アドセンス規約に違反してしまうのである。

 

 

③コンテンツ系

 

コンテンツ系の規約には、

 

◆「禁止コンテンツ」
◆「著作権違反」
◆「コンテンツ不足」
◆「オリジナル性の乏しいコンテンツ」
◆「アドセンスの収益画面、Google アナリティクス」

などがある。

 

禁止コンテンツ

 

禁止コンテンツとは、アドセンスのコンテンツポリシーによって定められている事項である。以下のことを行うと規約違反に該当する。

 

▪成人向けコンテンツ

成人向けのコンテンツを含むサイトへ、アドセンス広告を載せることは禁止されている。

性などについての過激な言葉、画像なども全てNGである。

どういったものならいいのか、基準としてよく言われるのが、子供が親と観れる程度のものならOKのようだ。

 

▪誹謗中傷

誹謗中傷とは、「個人」「集団」「組織」を差別したり、いやがらせしたり、いじめるなどの行為をしてはいけない、ということ。

そして、これらの行為は、特定の人物の名誉を傷つける行為に当たるので道徳的にもダメである。

 

▪お薬系(違法な薬物)

お薬系とは、違法な薬物の販売やそれらを助長する行為のことである。

体の害になる薬物を扱うサイト(ブログ)、助長するサイト(ブログ)には、アドセンス広告を載せることは禁止されている。

 

▪アルコール

「アルコールを販売するサイト(ブログ)」or「飲酒を助長するサイト(ブログ)」はNG。

だがしかし、「ワイン」や「シャンパン」であればOKと言われている(その他にもOKな商品はあるもよう)

なんでなん

 

▪タバコ

「タバコの商品を販売するサイト」はNG。

それ以外ならOK。

 

▪ヘルスケア

市販薬以外の販売を行うサイトはNG。

 

▪ハッキング、クラッキング

不正アクセスなどを助長するサイトはNG。

要するに、ハッカーやクラッカーを生み出すようなサイト(ブログ)はNG、ということである。

また、禁止されているものを勝手に違法解除することも禁止されているので、そういったサイト(ブログ)もNGである。

 

▪報酬系

「○○を行ったら報酬を差し上げます」といった、怪しいサイトはNGということである。

例として、クリック報酬を謳うサイトなど。

 

▪不適切な表示をしたコンテンツ

「○○をすれば秒速で稼げます」とか「一攫千金のチャンスです」といった、明らかに怪しい情報商材(虚偽の記載)を販売するサイトはNG。

ちなみに、ポイントサイトなどもNGである。

 

▪暴力系

格闘や事故などでおきる、残酷なシーンの映像や画像を扱うサイトはNG。

 

▪武器系

銃器、その他暴力行為に使われるものの販売を行うサイト及び、助長するサイトはNG。

つまり「武器商人」になってはいけない、ということらしい。

ちなみに、花火などを販売するサイトもダメらしい。

 

▪不正行為の助長

悪いことをユーザーにさせようとするサイトはNG。

偽造や詐欺などの不正行為の助長は、禁止されている。

 

著作権違反

著作権違反とは、Googleが定めるポリシーになる。

著作権違反の対象者は、Googleアドセンスのサイト運営者も同様である。

 

そして、特に問題になりやすいのが、画像である。

中でも、「ジャニーズ系」「ディズニー系」は特に厳しいと言われているから、勝手にweb上で画像を取得して、サイトページに貼り付けてはならないのである。

もしこのことがGoogleに通報されれば、即アドセンス広告の停止となるやもしれない。

 

その他にも著作権違反には、違法動画をダウンロードして自分のサイトにアップロードするなどがある。

具体的にいうと、公式ではない違法なYouTube動画をサイトにアップロードする行為になる。

これは、SEO的にもよろしくないし、Googleから制裁を受ける可能性があるのでしてはいけない行為である。

 

コンテンツ不足

コンテンツ不足とは、サイトやブログにおける記事の内容が薄く、文字数も少ない記事のことである。

目安としては、500文字以下とかそれくらいの文字数だとコンテンツ不足になりやすいと思われる。

こういう文字数が少ないページには、あまり広告を貼らないように心掛けることが大事である。

 

オリジナル性の乏しいコンテンツ

オリジナル性の乏しいコンテンツとは、文章に自分の考えつまり「主観」が入っていない文章のことである。

どこかしら文章をコピーしてきて、それをあたかも自分が書いたように見せる、コピー&ペースト、略して「コピペ」のことでもある。

 

その他には、リライト記事もGoogleからオリジナル性の乏しいコンテンツとして、判断されることがある。

リライトとは、web上の記事をコピペして、このことがばれないように語尾を変えたり、文章の構成を変えて再編集して、記事を公開する手法である。

 

つまり「コピペ」や「リライト」を行うと、いずれもオリジナルに乏しい記事ができてしまう。

そして、こうした手法を用いて記事を量産したサイトやブログは、Googleから制裁を受けることが多くなる。

コピペに関しては、Googleポリシーに違反したとして、「検索エンジンに表示されない」という重いペナルティーを受けることもあるので、してはいけない。

コピペダメ、ゼッタイ!

 

アドセンスの収益画面、Google アナリティクス

「アドセンスの収益画面」や「Google アナリティクス」のキャプチャー画面などをサイトに掲載すると、アドセンスチームから警告(注意)がくるらしい。

 

▪アドセンスの収益画面

「アドセンスの収益画面」のキャプチャー画像をサイトに掲載して、そこにアドセンス広告を貼ると違反になる。
ただし、正式に確定された支払総額を文字で載せるのはいいと、言われている。

 

▪Google アナリティクス

「Google アナリティクス」のPVの推移をキャプチャー画像として、サイトなどに載せてそこにアドセンス広告を貼るのは違反になる。

PVの数字を隠せばいいとも言われているが、本当のところはわからないのである。

いずれにしてもこうした行為は危険なので、アドセンス広告がメインのサイトでは、するべきではないと思う。

 

これで、Googleアドセンスの利用規約(ルール、ポリシー)の違反事項の一覧の解説は、完了である。

めがね
*利用規約(ルール、ポリシー)は変更されることも多いですので、最新のGoogleでの規約を確認しておくことをオススメします。

 

AdSense プログラム ポリシー

 

ポリシーマスター3部作

 

ここでは、Google社の社員の人が「Googleアドセンスのポリシー」という名のルールについて、解説している動画を紹介する。

 

◆違反例とポリシー対応方法
◆著作権
◆広告配置

の全3部作になっている。

 

それと動画再生時の音声が大きいかもしれない、注意である。

 

違反例とポリシー対応方法- これであなたもポリシーマスター

 

 

 

著作権- これであなたもポリシーマスター

 

 

 

広告の配置- これであなたもポリシーマスター

 

 

 

以上で、Googleアドセンスの利用規約(ルール、ポリシー)の違反事項の一覧と対策方法についての解説は終了する。

 

 

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