ここでは、【簡単】ふすまの張り替えを自分でする方法(仕方)について紹介します。

 

なぜ自分でふすまを張り替えるのか

 

 

私は、アパートの大家であって、

入居者なのかわからないのだが、誰かがふすまを破って退去していくことがある。

で、私が任せている管理会社は、なぜか破れたふすまを張り替えようとしない。

見積もりはすぐに取るのだが、決まって

「入居時に襖は張り替えますので・・・」

ということしか言わないのだ。

 

これでは、アパートの入居率が下がってしまうし、結局のところ入居者が入居しても、

「入居者様は襖の張り替えをしなくていいと言っている」

などと言ってきて、

最終的には「ふすまの張り替え」は行われず、ただお金だけが巻き上げられてしまう、ということにもなりかねないのである。

 

管理会社からしたら、「仲介料欲しさにあえて入居者の滞在率の低下」や、それに伴う「ふすまの張り替え代」を狙っているとしか思えない行動である。

で、入居者からしたら新しく借りた部屋のふすまがボロボロだと気が滅入るし、

「誰もこの部屋には呼べないよぉーー!!」

となってしまう。

管理会社や大家への「不満」が募るばかりである。

 

であるからして、私は、自分で襖の張り替えを行う。

悪徳な管理会社は、襖を替えてはくれない。

なぜなら、その料金を自分達の懐に入れるからである。

 

ふすまの張り替えを自分でする方法(仕方)

 

では、ふすまの張り替えを行う。

 

必要な道具

 

必要な道具としては、

が必要になる。

 

ふすま紙

張り替えるふすま紙については、アサヒペンのシールタイプ(利休)を使用する。

このタイプのふすま紙は、裏紙を剥がすだけで簡単にふすまの張り替えができるのである。

もちろんだがシールタイプなので、「水やのり」を使用しない、なので初心者でも楽に貼れる。

ただし、「糸入りふすま紙やベニヤ板」には貼れないので注意しよう。

 

一般的には襖を張り替えるとなると、業者の見積もりには「一枚4000円」程度と書かれているので、片面だけを貼る分には十分節約になる。

初めて、自分で襖の張り替えをする場合には、

1500円~1700円(紙)+道具代

ということになる。

 

 

①破れた穴の補修(茶チリ紙を貼る)

 

 

では作業に入る。

まずは、襖の表面の汚れなどは軽くタオルなどで拭いておこう。

じゃないと「ふすま紙」がくっつきづらくなる。

 

ふすまは外して、床などにおくと作業がしやすくなるので、床に置こう。

この時、床もタオルなどで拭いておくと、汚れが襖に付かないぞ。

 

 

襖を床に置いたら、ふすまの表部分に飛び出している破れた部分を「ハサミ」でカットして、凸凹をなくす。

凸凹がなくなったら、「茶チリ紙」を破れた部分に合わせてカットする。

 

 

カットした茶チリ紙には、四方に「障子のり」を少しつけるだけでいい、上記のようにつけよう。

 

 

あとは、茶チリ紙を破れた部分に貼り付ける。

これで、破れた穴の補修は完了である。

 

②下地処理(ふすま貼り用マスキングテープを貼る)

 

 

次は、襖の枠にこれから貼るふすま紙がくっつかないように、「ふすま貼り用マスキングテープ」を貼っていく。

 

 

上記のように枠全体に貼れたら、下地処理は完了である。

 

③引き手を外す

 

 

次は引き手を外す。

引き手を外す場合には、上下に釘が刺さっているのでこの釘を、「鋲(びょう)ぬき」で引き抜く。

硬くて引き抜けない場合には、鋲(びょう)ぬきのバール部分を「引き手」と「襖本体」の間に入れて軽く持ち上げる。

すると、釘の頭が少し飛び出すのでそれを鋲(びょう)ぬきで、引き抜くといいです。

 

あと、引き手の横に「マスキングテープ」などを貼っておくと、ふすま紙で隠れた引き手の位置が把握できるので、あとで引き手を探すはめにならずに済むのである。

 

④ふすま紙を貼る

 

 

「ふすま紙」を貼る準備ができたら、さっそく貼っていく。

まずは、ふすま紙を枠に合わせて上部の両サイドに印をつける。

印をつけたら、裏紙を10㎝ほど折り返して折り目をつける。

 

印に合わせて、シール部分をはがしマスキングテープ部分に「仮止め」する。

この時、枠に合わせて真っ直ぐに貼るのがコツである。

 

ちなみに、アサヒペンのふすま紙の裏側には、マス目が記載されているので、それに合わせて折り返すと真っ直ぐに折れるのである。

 

 

仮止めしたら、襖をゆっくりと持ち上げて壁に立てかける。

仮止めが取れないように注意しよう。

ちなみに、壁に立てかけたまま仮止めしてもいいし、どちらでもいいのである。

 

位置が固定されたら、青色の部分まで裏紙をゆっくりと剥がそう。

両手で裏紙の端と端を持ちながら、真っ直ぐ下に剥いでいく。

 

 

裏紙を剥がしたら、まず上の青色の矢印部分に沿って中央からサイドだけを貼る。

そして完璧に位置が固定されてから、中央部分より上から下に空気を押し出すように「ヘラ」でゆっくりと貼っていく。

 

赤い線の部分まで貼れたら、同様に数回に分けてゆっくりと貼っていく。

最後まで貼り終わったら、最後にもう一度へラで全体がしっかりと圧着するように押さえよう。

 

⑤余分な部分をカットする

 

 

ふすま紙が貼れたら、次は余分な部分を「カッターナイフ」でカットする。

最初の刃入れは、「ハサミ」で四隅に切り込みを入れてから行おう。

 

 

「カット定規」と「カッターナイフ」を上記のように使用して、余分な部分をカットしていく。

この時、下地の襖紙を切らないよう注意である。

 

 

カッターナイフの「刃」は真っ直ぐに下ろさず、斜めに寝かせてカットするのがコツである。

それと、カッターナイフの刃は「新品の刃」を使用するのがおすすめである。

じゃないと、切り口がグチャグチャになってしまう恐れがある。

 

 

余分な部分を切るときには、紙を起こしながらカットしていくのもコツである。

 

 

1か所が終わったらこんな感じになるので、残りの部分も同じ要領でカットしていこう。

 

 

4か所終わると、このようになる。

 

⑥引き手をはめる

 

 

余分な部分をカットし終えたら、次は「引き手をはめる」作業を行う。

引き手部分には、予めマスキングテープが貼ってあるのでその周辺部分をなでて、引き手の位置を探そう。

引き手の位置を見つけたら、カッターナイフで切り込みを入れる。

 

 

引き手の切り込みは、基本的には「8等分」くらい入れるといいようだが、私は「十字」に切った。

 

 

切り込みを入れたあとは、引き手がはまるように余分な紙部分を下に押す。

 

 

引き手をはめて釘をさそう。

 

 

釘は、「引き手釘打ち」を使用して、打ちつけると楽に釘を打つことができる。

引き手釘打ちは、「金槌やプラスチックハンマー」などで軽く叩く程度で打ち込める。

 

 

下側も同様に、釘を打ち込もう。

 

⑦仕上げ(押さえローラーで圧着させる)

 

 

仕上げは、「押さえローラー」を使用して行う。

ふすま紙の圧着不足で紙が剥がれないように、四隅を念入りに押さえローラーで押さえよう。

 

 

終わったら、マスキングテープを剥がす。

 

あと、のりをつけた部分が少しブクブクしているが、時間が経てば綺麗になるので心配する必要はないのである。

 

⑧完成

 

 

仕上げが終わったら、元の位置に襖を戻してふすま紙の張り替え作業は完了である。

これで、アパートの入居率or滞在率アップの効果が期待できる。

入居率アップやぁーー!!

 

ちなみに、もしも「ふすま紙」が剥がれるようなことがあったらその時は、木工用ボンドでとめるようにしよう。

以上で、【簡単】ふすまの張り替えを自分でする方法(仕方)についての解説は終わります。

 

 

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