ここでは、画像(写真)を自動でリサイズしてくれる「Imsanity」の設定方法と使い方について紹介する。
Imsanityとは
Imsanityとは、
WordPressに画像(写真)をアップロードしたときに自動で、画像をリサイズしてくれるすぐれものである。
以前アップロードしていた画像(写真)などもまとめてリサイズできるので、便利なのだ。
さらに他にも便利機能がついていて、BMP・PNG形式の画像をJPG形式に変換できるようになっている。
めがね
リサイズとは、画像編集ソフトなどで、画像の縦横の画素数(ピクセル数)を変更することを言います。
リサイズは、大きめな写真画像を縮小したりすることで、ハードディスク容量を削減するなどの効果があります。
で、そもそもリサイズなら「Wordpress(投稿ページ・固定ページ)で縮小とか拡大できるから意味なくね?」と思っている人もいるのではないだろうか。
実際には、私もそう思っていたのだが・・・
なので、よく調べてみると、
詳しいことは、Imsanity(プラグイン)のページに記載されていた。
7. WordPressで画像は自動的に拡大/縮小されませんか?
画像がアップロードされると、WordPressはオリジナルを保持し、オリジナルのサイズに応じて、 ページに埋め込むため のファイル(大、中、大、中、サムネイル)のコピーを4つまで作成します。
特別な写真が必要な場合を除き、オリジナルは通常は未使用ですが、ディスククォータを占有しています。
つまりWordpressでは、画像をリサイズした方がWordpressで保存されるオリジナルの画像データが減るので、サイトやブログにとっては良い、ということである。
Imsanityの設定方法と使い方
Imsanityの設定方法としては、管理画面(ダッシュボード)から、「プラグイン」、「新規追加」へと進む。
そうしたら、画面が「プラグインを追加」に切り替わる。
右側にあるキーワードの検索欄に「Imsanity」と入力する。
入力後は、Imsanityの項目が画面に表示されるので、そこにある「今すぐインストール」ボタンをクリックする。
そうしたら、有効化ボタンが表示されるので「有効化」ボタンをクリックする。
Imsanityを有効化後は、管理画面(ダッシュボード)から「設定」へと進み。
「Imsanity」をクリックする。
Imsanity設定の画面が表示されたら、自分で好みの数値を入力する。
設定が終わったら「変更を保存」ボタンをクリックしよう。
◆固定ページ/投稿でアップロードされた画像
「1024×0」と設定した。
固定ページや投稿ページにアップする画像の大きさを設定できる。
・私はいつもサイトに「336×162」とか、「450×315」などの幅(横)を統一した画像(写真)を挿入することが多くて、1024以上の大きな画像(写真)を必要とはしないので、そういう方は「1024×0」でも良いかもしれない。
ちなみに、「1024×0」だと幅(横)は1024になって、高さ(縦)は「0」なので自動で調整される。
◆メディアライブラリへ直接アップロードされた画像
「1024×0」と設定した。
画像をアップロードした場合の大きさを設定できる。
◆その他の方法でアップロードされた画像
「0×0」と設定した。
ヘッダー画像、背景、ロゴなどの設定ができる。
・画質にこだわりたいのなら、0×0で良いかもしれない。
0にすることで、無効にすることができるからだ。
◆JPG 画像品質
「82」と設定した。
画像の荒さなどを設定できるようだ。
・画像の画質とかに強いこだわりがない人は、デフォルト(82)でも良いと思う。
強くこだわりたいという人は、「90」とかにしてみても良いかもしれないが、それだけデータを食うことになる。
◆BMP 形式を JPG形式へ変更する
「はい」と設定した。
ファイル形式の変更が可能。
・デフォルト形式で問題はないだろう。
◆PNG 形式を JPG形式へ変更する
「いいえ」と設定した。
ファイル形式の変更が可能。
・PNG形式だとデータが大きくなりがちなので、JPG形式に変化した方が良さそうだが、あまりPNG形式の画像はないし、PNG形式の画像はPNG形式にしておきたい、という場合にはデフォルト形式でも問題はないだろう。
設定完了後
Imsanityの設定が終わったら、「変更を保存」ボタンをクリックする。
これで、Imsanityの設定は完了である。
今後Imsanityのプラグインを有効化している場合に限り、画像をメディアライブラリにアップロードしたり、投稿ページや固定ページに挿入する画像(写真)は、自動的にリサイズされる。
ちなみに、リサイズしたくない画像がある場合には、プラグインを一度停止してから利用するのが良いかもしれない。
以前アップロードしていた画像(写真)のリサイズ方法
以前アップロードしていた画像(写真)で、リサイズが必要な場合には「Imsanity設定」画面から、下記にスクロールして「画像を検索・・・」ボタンをクリックする。
そうすると、リサイズ対象の画像が250個まで表示される。
全部リサイズしたいという場合には、このままで「選択した画像のサイズを変更する」ボタンをクリックすればOK。
私としては、まず「Select All」のチェックを解除して、一つか二つリサイズしてみてから問題なかった場合に一括リサイズするのが良いと思う(説明欄に記載されている)。
めがね
一括リサイズが完了すると、画面に「リサイズの完了」が表示される。
数分で終わる。
実際にリサイズされた画像を見てみると、1024×576(23KB)とかにリサイズされていてデータも軽くなっていた。
以前は、3840×2160(680.7KB)で重かった。
大容量のリサイズ
でもし、Imsanityのプラグインで250以上の大量画像(以前の)をリサイズしたい場合には、プラグインの編集を行うことが必要になる。
管理画面(ダッシュボード)から、プラグイン、「プラグイン編集」へと進む。
右側に「編集するプラグインを選択」欄があると思うので、「Imsanity」を選択する。
「Imsanity」を選択後は、編集ページにある「250」の上限数値を変更すればOKである。
ちなみに、私は自分のサイトでどれくらい画像(写真)を使用しているのかが分からなかったので、管理画面(ダッシュボード)に戻って、メディアライブラリでどれくらいアップしているのかを確認したのであった。
見えにくいかもしれないが、私のサイトには現状3056個の画像(写真)やらがアップされているようだ。
なので、私は250の上限数値を「4500」へと変更した。
余裕を持った数値に変更したのである。
で数値の変更が終わったら「ファイルを更新」ボタンをクリックする。
これでプラグインの編集は完了である。
あとは、先程と同様に「画像を検索・・・」ボタンを押して、「選択した画像のサイズを変更する」ボタンをクリックすればOKである。
3056個の一括リサイズが終わるまで、15分~20分くらいかかった。
私のサイトではスマホ、デジカメで撮影した画像も多かったので、リサイズするとかなりサイトが軽くなった。
以上で、Imsanityの設定方法と使い方についての解説は終了する。
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